シューズクロークのススメ
皆様こんにちは。札幌でアンティークな新築住宅を専門に建築するラフェルム札幌です!新型コロナウイルスの影響で夏のレジャーを見送りお家時間を過ごしている方も多いと思いますが、家の中でも熱中症になるそうなので水分補給忘れずにお過ごしくださいね。
本日の記事は「シューズクローク」についてです。間取りを検討する時、玄関にシューズクロークはあったほうが良いのかと迷われる方がいるのではないでしょうか?そこでシューズクロークを取り入れる3つのお勧めポイントとシューズクロークの形状についてお送りします。
シューズクロークをお勧めする3つの理由
- 玄関がすっきりとする
- 外出時のアイテムを収納できる
- 物置代わりになる
玄関がすっきりとする
いつも家に帰ると靴箱に入りきらない靴が散乱していて、傘立てやゴルフバッグが占拠している…という玄関が散らかってしまうのは多くの方のお悩みだと思いますが、いかがですか??かといって、あらたにラックを買い足したりして逆に雑然としてしまったりして、帰宅時に玄関が散らかっていると疲労が倍増する気分になってしまいますよね。
畳一枚分でもシューズクロークを設けることで、目に見える生活感あふれたアイテムを一気に隠して収納することができます。季節によって履くものが変わりますし、部屋に持ち込まないアイテムを収納し、いつも使う場所から雑然とした印象を無くすことができます。
外出時のアイテムを収納できる
外出時に、一旦家を出たものの思ったより寒くて、部屋に上着を取りに戻る…などという経験は一度や二度あるのではないでしょうか。
シューズクロークには靴のみならず、外出時に身に着けるものを収納しておくことで、一度履いた靴を脱ぐという時間を節約し、手間を省くことができます。例えば、上着以外にもサングラスや手袋、マフラー、エコバッグなどをしまっておくと便利ですね。
物置代わりになる
敷地の問題で物置を設置できない場合があります。そんな時はシューズクロークに、ベビーカーやアウトドアの季節用品などを収納することで玄関先が雑然としてしまうことを防げます。玄関ドア横にスコップや水撒きホースなどの生活感あふれるアイテムが設置されていると、せっかくこだわった外観が残念なことになってしまいます。
以上の3つのお勧めするポイントがありますが、実際にシューズクロークにはどのような形状が考えられるでしょうか?
ウォークインタイプ
玄関の土間から繋がって靴のまま入っていくウォークインタイプのシューズクロークです。普段履くものだけを玄関に残し、他の靴や傘や外出グッズはシューズクロークへ収納します。もしもあまり広くスペースをとれない場合は、シューズクロークと別に靴箱を設置すると良いです。
ウォークスルータイプ
このように、玄関からシューズクロークに入りそのまま直接家の中に入ることのできるタイプがウォークスルータイプです。この形状は、パブリックとプライベートを分離していて、日々脱ぎ履きする靴もシューズクロークで完結するので、玄関はパブリックスペースとして常にすっきりとした状態を保つことができます。
ただし、通路スペースを必要とするため、玄関まわりに沢山のスペースを割くことができず、居室を縮小するような必要性が出る場合にはしっかりと設計士に相談しましょう。
まとめ
収納は多いに越したことはありませんが、それによって窮屈となる場所がでてきたり、壁や通路が増えて逆にデッドスペースが生まれることもあります。そうなってしまってはせっかくの間取りも狭く感じてしまうことになりかねないので、シューズクロークにどのくらスペースを割けるのか設計士にご相談の上、ご検討いただければと思います!ご参考になれば幸いです。