新居に欲しい「パントリー」のレイアウトアイデア
こんにちは。札幌でアンティークな新築住宅を建てるならラフェルム札幌。いつもブログお読みいただきありがとうございます。
新築住宅を考えるとき収納を充実させたい・動線をスマートに片づけをしやすくしたい、と思われる方が多いと思います。その中でもパントリーが欲しいというお声はとても多いです。キッチン周りのすっきりとしたインテリアに役立つパントリーは是非検討したい収納の一つですね。
今回の記事ではキッチンとパントリーの位置関係に注目し、アイデアをご紹介したいと思います。
キッチンとパントリーは隣り合う関係に
食品のストックやキッチン小物類をしまっておくパントリーは、常にキッチンから最短の動線でたどり着ける場所がベスト。大容量のパントリーを設けてもキッチンとの位置関係が悪いのはNGです。
直線にレイアウトするのが最も省スペースで使い勝手が良く、さらにリビングからの直接見えない位置であると見栄えも良くなります。
こちらは、有るお客様へご提案した例ですが、キッチンと並行してパントリーを配置しました。食品や食器を運ぶのにもこの平行のレイアウトはベストですね。中が多少雑多な色彩となっていたとしてもリビングから丸見えになることもなく、キッチンをすっきりと保つことができます。そして扉は設けないこともポイントの一つです。いちいち開閉の必要もありませんし、扉を設けると開閉に必要なスペースを要する為、収納部分が圧迫されたり行き来しづらくなってしまうことも。
オープンで使いやすい状態が使いやすいので、基本的扉は無しでご検討されることをおすすめします。
二つの実例をご紹介
キッチン横の壁付照明がついている入口がパントリーです。
その内部がこちら↓
壁一面に可動棚を設けています。棚を作りつけることが大多数だと思いますが、普段使っているバスケットなどの収納グッズの寸法に棚板の奥行や横幅を合わせるとピッタリと収納できますので、測っておくとよいですね。例えば無印良品をお使いであれば同シリーズで揃えるとGOOD。
こちらはキッチン横の階段下スペースを利用した例です。パントリーを通って勝手口にも繋がっているので、家庭菜園がある場合やゴミ捨てなどにも便利ですね。収納スペースとしては決して広いとはいえませんが、お施主様のお話では「このちょっとしたスペースを設けてよかったです、少し雑多に置いても目立たないしキッチンが散らからないので重宝しています」とのことでした!
玄関からのアプローチも検討する
ストック品を大量に買い込んでくることは数多くなくとも、どのご家庭でも日常的にあることではないでしょうか。その時にきになるのが、玄関からの動線です。可能であれば、玄関~パントリー~キッチンへ繋がる動線がとれないか検討してみてください。
こちらもお客様へのご提案プランですが、玄関からパントリーを経てキッチンに入ることが出来るようにレイアウトした例です。玄関側に扉を設けていますが、カーテンなどで簡単な目隠しでも十分です。スーパーからの帰り道に沢山の荷物を両手に抱えて帰ってきたとしても玄関からパントリーへ直接アクセスできるのはかなり使い勝手が良いです。ただし、通路が増えてしまいますので、狭小地などの場合はパントリーや通路に多くの面積を割くことは難しいことだと思いますので、無理に動線確保をして他の居室を縮めることの無いよう検討しましょう。
いくつかのレイアウトアイデアをご紹介しましたがいかがでしたか?
ポイント
- キッチンとの位置関係を一番に考えること
- しまうものの寸法をおさえること
- 動線を遮る扉はつけない
ですね。毎日使うキッチンですし、見栄え良く使いやすくなるのが理想的ですよね。
皆さんのご新築計画の参考になれば幸いです!