子育てと住まいづくり~不登校児童と家庭環境~

札幌でアンティークな新築住宅を建てるなら、ラフェルム札幌。
家作りコーディネーターの進藤です。いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

皆さんが家を建てようと思うのは、どのようなタイミングでしょうか?
多くの方は、お子様が幼稚園に入園されるタイミング、小学校に入学されるタイミングで住宅購入を検討されるようです。
お子様のことを第一に考えて家の購入を検討される方が多いのです。

そこで今回は、子育てから考える住まいづくりについてのブログを書きたいと思います。

近年激増する不登校児童

2018年に不登校になった児童の合計はなんと164,528人(小中学校計)
このうち37%の61,941人は「家庭に係る状況」によって登校拒否になります。

家庭内の問題は発端となり不登校になる児童が多いのです。

では、なにが問題となってくるのでしょうか?

コミュニケーションは設計するもの

家庭環境崩壊の原因の最も大きな要因は「親と子のコミュニケーション不足」です。

登校拒否になってしまう子どもの実に42%は、玄関から自室に入るまでに親と顔を合わせることが全くないのです。

食事に関しても、いつも別々に夕食を取っている割合は一般的な子供に比べて、登校拒否の子供の家庭の方が24%も多くなっている傾向にありました。

食事中は親子のコミュニケーションを図る絶好の機会のはずなのに・・・
不登校児童の中で全く話をせずに食事をする子供が多いことにも驚かされます。

間取りは設備にこだわれば自然と会話は増えていくもの。
この状況を打破するために、家づくりを工夫することは大事なのです。
それでは、具体的にはどんな家にすればコミュニケーションが取れるのでしょうか?

子育てを考えたときの理想の住まいとは

お子様が健やかに育つための住まい、3つの要素はズバリこれ!

①子供とのふれあいを考えた住まい

②子供の自立心や教育を考えた住まい

③ママがストレスを溜めない住まい

1.子供とのふれあいを考えた住まい

子供とのふれあいを考えるにあたって大事なのは接点。
自然を同じ空間にいる、会話が生まれる、そういったことを考えながら家づくりをすることが必要です。

リビング階段のすすめ

子供が玄関から子供部屋で直行では親子のコミュニケーションは取れません。リビング階段などをお家に取り込むことで、自然と子供を触れ合う時間を設けられます。

対面キッチンのすすめ

対面キッチンは料理をしながら会話もでき、子供と一緒に料理が楽しめます。

2.子供の自立心や教育を考えた住まい

子供の作品展示ギャラリー

子供の成長につれてどんどん増える子供の作品。
押し入れに入れてしまい日の目を見ないのはかわいそう。
作品を展示するスペースがあれば、子供も大喜び!自然と作品を整理する癖も生まれ、片付け上手になること間違いありません。

勉強スペース

勉強する場所は何も子供部屋だけではありません。
リビングの一部や階段ホールにちょっとだけカウンタースペースを設けることで、親子で一緒に楽しく勉強できる空間になります。

3.ママのストレスを溜めない住まい

普段から料理・掃除などの家事に追われることが多いママ。
共働きの場合はその負担もさらに増えますよね・・。

そんな中でも子育てもするのだから、そのストレスを知らず知らずのうちにためきれなくなってしまうのも無理はありません。
そんな毎日大変なママをすまいの面からサポートできる家作りの秘訣をご紹介!

収納のお悩みを解決!

例えば玄関わきにクロークを設ければ、三輪車やベビーカーなども収納できるので非常に使い勝手が良いのです。
また、土間収納があれば、濡れ高さや長靴も気軽に置くことができますし、家庭用ごみの一時保管場所としても利用できて便利です!

キッチンのお悩みを解決!

子育て中はおむつや子供の食事の食べ残しなど、ゴミがたくさん出るものです。

キッチンわきにパントリーを設けることによりそのお悩みは解決!直接外に出ることができるところに設置することがポイント。また、床をタイルで仕上げること。これならゴミで少々床が汚れても、さっと拭き取ることが可能です。

まとめ

いかがでしたか?
お子様に健康で元気に育ってもらうためにも、家族全員が無理なく楽しく過ごせる住まいを作っていきたいですよね!
ラフェルム札幌では間取りのプランニングも承りますのでぜひお気軽にご相談くださいませ。

関連記事一覧