失敗しない間取り作りのためにしておきたいこと

札幌でアンティークな新築住宅を建てるなら、ラフェルム札幌。

家作りコーディネーターの岡留です。いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

 

今回は間取り作りのお話しです。

私の担当させていただいているお客様の多くが、間取りについて悩まれています。間取りのお悩み第一位は

「要望を取り入れるとものすごく大きな家になってしまう…」 です。

 

土地の広さ、予算、時間など様々な制約がある中で、どのように間取りを決定していくのかを今まで担当させていただいたお客様のことを一軒一軒思い出しながら、まとめてみました。

1.要望をリストアップ

とにかく箇条書きにしていきます。できるだけ、住まわれるご家族全員で行いましょう。

イメージがはっきりとしている方はどんどん出てくるかもしれませんが、まだあまり具体的なイメージの無い方は、参考の間取り例や写真を見たりして、良いと思ったポイント・自分に合わないと思ったポイントを書きだしていきましょう。ラフェルム札幌でも参考プランをご用意しております。

 

2.リストの順位付け

リストアップしたご要望はきっとすべて無駄なものなんてない…!ですよね。

出来るだけ多くを叶えることはもちろん理想ですが…、冒頭にも記述した通り、全ての要望を取り入れることで大きな家になってしまい、土地に入らない、構造的に成り立たない、予算に合わない、などということが起きてしまいます。

1位から3位くらいまでの優先したいことを決めましょう。

同時に妥協してもいいものも検討しておきましょう。

実現したい暮らしに一番必要なものは何でしょうか?リビングの広さ、収納の多さ、ガレージがある、などなど。

「キッチン周り充実の家」「解放感のある家」「プライベート空間充実の家」など自分の家のテーマを決めてもよいですね。

 

3.間取り図の作成

この段階では土地が決まっていることがベストです。せっかく良い間取りが作れても土地が変わって方位や広さが異なれば、間取りも変わってしまいます。2で作ったリストの内容をしっかりと担当者に伝え、間取りを作ってもらいます。

 

その時にあったら良いのが、「新居に持ち込むものリスト」です。

大きなサイズのものや、特に量の多いものなど。例えば・・・

ソファ、テーブル、イス、冷蔵庫、洗濯機、趣味や習い事のもの(ピアノ、トレーニングマシンなど)、ベッド、デスク、本、服や靴、などなど。

 

その間取りを元に、要望を見なおしつつ、優先度をあげたいもの・削るものを検討します。

 

行き詰った時は、最初に決めた優先順位やテーマに立ち戻ってみてください。家作りをする中で考え方が変わってくることもあると思いますが、家を建てることで何を一番実現したかったのかを振り返ることが大切なのではないかと思います。

家作りを経験された方のお話を聞いたり、インターネットで成功例や失敗談を検索するのも参考になると思います。(調べすぎは要注意ですが…)

 

ご自身で全て調べて間取りを完成させることは大変困難だと思いますので、要望も疑問も担当者としっかり共有しましょう。

 

個人的な考え・・・

弊社に入社して7年目となり、何十軒ものお家の間取り作りに携わらせていただいてきましたが、いつも本当に悩みます。

もっといいのがあるのではないか…!もっとできることはないのか…!お客様の家に自分が一生住むと思って考えます。誰かにとって良かったものは他の人には不要なものだったりもするので、まさに十人十色です。生活してみないと気づかない事は多々あります。

 

時間も土地も予算も際限なく広がってくれるわけでもないですから、長期間かければかけるほどいい間取りが出来るとも限りません。

 

最近思うことは、

後悔しない間取り作り=「一番叶えたい希望の為に全力で試行錯誤できたか」

じゃないかと思います。

住んでみて気づくこと・年月がたって気づくこと、きっと出てくると思います。その時に「あの時、あの時点で出来る限り一生懸命検討したもの」であれば、悔やんでも悔やみきれない後悔にはならないのかな…と思います。

 

まとめ・・・

今回は間取り作りについてまとめてみました。そんなに簡単にいかないこと多々あると思います。様々な制限の中で決断をしていくことは、本当に大変な事ですね。優先順位の絞り込みと想いの共有が重要になってくると思います。

 

多くの方が人生に一度の経験となる「家作り」。

理想の暮らし実現の為に、お客様にお家作りを少しでも楽しんでいただけるよう、これからも様々工夫していきたいと思います!

 

 

長文最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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