「良い土地」と巡り合うための鉄則

札幌でアンティークな新築住宅を建てるなら、ラフェルム札幌。
家作りコーディネーターの進藤です。いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

今回は、土地選びのお話です。
注文住宅で理想のお家を手に入れるためにはまず土地選びを成功させる必要があります。

不動産サイトを見て調べたりしても「これだ!」と思える土地を探し出すことはなかなかできませんよね。

そこでこれを読んでくださっている方が「早い者勝ち」「競争」とも言える土地選びを成功させるための鉄則をご紹介したいと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

「良い土地」とはどんな土地?

土地選びで苦戦しているお客様とお話するとよく「良い土地がなかなかなくて・・」と言うお客様がいらっしゃいます。
「良い土地」とは一体どんな土地なのでしょうか?

お客様によって良いと思うポイントは千差万別です。
スーパーやコンビニの近い利便性の高い場所が良いのか、周辺は自然豊かな方が良いのか・・・
駅まで歩けた方が良いのか、隠れ家のようなお家でゆったりとした生活を送りたいのか・・・
小中学校の近さ、土地の大きさ、形状、方角、エリア、通勤時間、駅へのアクセスなどなど土地を決める上では考えておかなければいけないことがたくさんあります!

まずは、自分たちはどんな土地を探しているのか希望を書き出し優先順位をつけてみましょう。
そうすることで、土地選びに時間がかかったとしてもブレることなく進められます!

ちなみに私がもしも今家を建てるなら・・・

周りに建っている家が綺麗・新しくて、駅まで徒歩10分以内で、日当たりの良い角地で、駐車スペースとお庭とBBQスペースが欲しいので広さは60坪以上で、平坦なところで、更地で、除雪がしっかりと入る前面道路に面していて、小中学校徒歩15分以内で、前面の縁石がしっかり切り下がっていて、都市ガスが通っている土地を1000万円以下で買いたいです!!

もちろん、そんな夢のような土地はないのです。ただ、最初の段階ではこのようにたくさん書き出しましょう!
そのあとで優先順位を付けます。私はこうなりました。

1位:周辺のお家が割と新しめ
2位:土地の広さは50坪前後
3位:傾斜のかかっていない平坦な場所
※あくまでも私の個人的なランキングです。

同世代が多く住んでいる場所はやはり安心感があるのと、永く住むので家の周りくらいは雪道でも転ばずに安全に歩きたいなと思いこの順位にしました!

妥協ポイントはこちら↓

食料品や日用品の買い物は車を出したり宅配サービスを利用し、角地でなくても工夫を凝らして日が入るような間取りにし、切り下がっていない縁石の工事費や古家の解体費は住宅ローンに組み込んじゃえと思い、妥協ポイントとしました。
都市ガスは、断熱性の高いお家を建てられれば光熱費を抑えることができるので妥協ポイントとし、小中学校の近さも子供が卒業してしまえば大きなメリットとは言えないと思いました。

このように譲れないポイントと妥協ポイントをしっかり分けておけば、土地の提案を受けた時やネットで土地を見つけた時に判断しやすくなるのです。

掘り出し物を見つける

優先順位をつけたなら、あとは今ある土地の中から選ぶのみです。

不動産サイトを眺めていると、ずっと売れずに残っている人気のない土地があります。
そのような土地は何か理由があるので注意が必要ですが、気にならなければお得にゲットできる掘り出し物の土地もあるのです。

デッドスペースは有活用!不整形地

不整形地とは、L型、三角形、台形など変形した土地のことです。

<良いところ>
・余ってしまったスペースはお庭や外物置にしたり工夫次第で有効活用できる
・固定資産税や相続税が、同じ面積の整形地より下がる傾向にある
<注意点>
・敷地の形状に合わせた設計をしなければいけない
・複雑な建物形状になる場合は、建物価格が高くなる場合がある

お得な価格!北向きの土地

<良いところ>
・日の入る南側にリビングや庭を配置すれば、道路からの人目にさらされにくい
・玄関、お風呂、トイレなどの水回りが北側になるため間取り優先の合理的な家になる
・日当たりの悪さは吹き抜けで解消
<注意点>
・南側の隣家が近いと日当たりを確保しにくい
・家の正面に小さな窓がつく(トイレや洗面室)

プライバシーが守られる!旗竿地

旗竿地とは、不整形地に属する旗のような形の土地です。

<良いところ>
人目に触れない場所に家を建てられる
・子供がすぐに道路に飛び出す心配が少ない
・竿部分の土地を、カーポートや花壇などで有効活用できる
<注意点>
・工事の際の大きな車が入れない可能性がある。事前に確認します。
・周囲に高い建物があると日当たりが悪くなる場合がある
・竿部分の除雪

最初から検討外とするのではなく、様々な可能性を考えてその土地に住む未来を想像してみましょう!
その結果、やはり自分たちの要望とあっていないようであればまた新たに探し、少しでも良いと思たら直接現地に足を運んでみても良いかもしれませんね。

また、気になった土地は担当営業に伝えてみるのも手です。プロとしての意見をもらったり現地調査してもらえる可能性もあります。ラフェルム札幌では、仮のプランを当てはめたりあわせて資金計画のご提案も行っているのでぜひご相談くださいませ!

良い土地は待っていても出ない

理想100%の土地は、「ない」ということを念頭に置いておかなければ、せっかく理想60%~70%くらいの土地が出てきたときに決めきることができず他の人にあっけなく取られてしまいます・・・。

「今思えばあそこの土地はよかったね」と後になって後悔するのが一番悲しいこと。
私も何度もお客様と悔しい思いをしてきました(;;)

今の時点では、まだその土地に住む想像がつかず検討外としていても住めば都とはよく言ったもので、実際に住んでみると「あの時ここに決めて良かった」と言ってくださるお客様がほとんどです。

土地とのめぐり逢いは本当にご縁ですよね!

自分たちが納得のいく土地を決めるためには、まずは情報集めとしてネットで検索したり、お家を建てた方のお話を聞いたり、空き地に注意して散策したりするなど自分でアクションをとってみることが大切です!

そうすることで、土地の現状が見えたり改めて土地選びを考えるきっかけにもなります。

私たちもお客様のご要望に近い土地をご提案できるよう日々情報集めをしております。まずはご相談いただきたいと思いますのでお気軽にお問い合わせくださいませ(^^)

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