注文住宅で失敗しないためのチェックリスト ~その他~

こんにちは。

札幌でアンティークな新築住宅を専門に建築するラフェルム札幌です。今回は全3回に分けてお送りしている注文住宅で失敗しないためのチェックリスト最終回・その他編です。意外と細かいところが重要だったりします。ぜひ参考にしてください!

 

注文住宅で失敗しないためのチェックリスト ~その他~

【駐車場】

35)インナーガレージにして1階の部屋を削ってしまった…。

憧れのインナーガレージ。ガレージからそのまま玄関に入ることができ、雨の日も便利ですが、1階の床面積として算入されるため、LDK以外に一部屋を作ったら建蔽率オーバーという場合も。一部屋を削ったがために、1階に予備室がなくすことになったり、水回りを2階に上げることになってしまったりします。どちらがご自身の生活スタイルに合っているのかご家族とよく話し合いましょう。

36)大きな車が駐車できない…。

だいたいのイメージで駐車場の大きさを決めてしまうと、大型の車を購入した際に駐車場に入らないといったトラブルが発生しかねません。

また、将来的に駐車スペースは1台分でいいのか、2台分必要なのかなども計画を立てて、スペースを確保するようにしましょう。

37)カーポートを作らなかった…。

カーポートを作らなければ、雨風の際も野ざらし状態。車も傷みやすくなってしまいます。また、夏の日差しで車の中が暑くなるなど、デメリットがたくさん出てきてしまいます。冬場の雪下ろしも不要になるので楽ですね。南側道路の場合はリビングへの日当たりも考慮したいところですので、新築時と一緒に計画しましょう。

【収納】

38)収納不足だった…。

家族で暮らす家だと、想像以上に荷物は増えるもの。だいたいこれくらいあれば大丈夫かな?と思っていた収納スペースも、足りないことがほとんどです。

階段下など、空間をうまく活用した収納を意識してみてください。

39)広い収納スペースにライトとコンセントをつけばよかった…。

収納スペースに電灯というイメージは薄いので、つい忘れがちになりますが、ライトがないと、取り出したいものがどこに入っているかも見つけにくくなります。人が入れるスペースの収納には、ライトをつけるようにしましょう。

また、充電式の掃除機を収納する場所には必ずコンセントを確保しておきましょう。

40)屋根裏収納がハシゴ移動だと、ほとんど使わない…。

ハシゴをいちいち取り付けたり外したりすることは手間もかかりますし力も必要です。結局ほとんど使うことがなかったということもありますので、小屋裏収納を作るのにも費用がかかりますので、しっかり考えてから決断してくださいね。

【コンセント・スイッチ】

41)コンセントが圧倒的に足りない…。

特にリビングではかなり多くの電気製品を利用します。タコ足配線は見た目も悪いだけでなく安全性にも欠けるので、どれくらいの数があれば不自由なく過ごせそうか、事前に設置するものをイメージした上でコンセントの数を調整しましょう。ただし増やしすぎて使わないコンセントが沢山見えているのは見栄え上あまり良くないので、必要な分を今の生活を踏まえてイメージしましょう。

42)コンセントの位置が悪い…。

コンセントの数を計画的に計算しても、場所が悪ければ意味がありません。タンスを置いたりしてコンセントに何も挿せないことも。

コンセントの数を考える際には、家具をどこに配置するかも事前に検討すると良いです。また、コンセントが壁のど真ん中に見えるのも見た目が悪く感じますので、気を付けたいポイントです。

43)廊下にコンセントがなく、掃除機をかけにくい…。

コンセントは部屋の中、というイメージがありますが、コードタイプの掃除機を利用する際は廊下にコンセントがないと掃除がしにくくなります。

また、間接照明を設置したい時などにも活用できるので、廊下にはコンセントを設置するようにした方が便利です。

44)玄関のスイッチが遠く、夜に帰ると家が真っ暗…。

玄関に電灯をつけて、LDKから消せるようにスイッチを設置しても、帰ってきたときに玄関ですぐ手が届く場所にスイッチを用意しておかなければ、大変不便です。夜間の帰宅でも安心して家に入れます。センサー付きライトにするアイデアも検討してみてください。

45)門灯が光センサーではないので、1日家を留守にすると真っ暗…。

門灯は帰宅時の手元を灯すだけでなく、防犯にも役立ちます。旅行などで数日間家をあけてしまうと、門灯をつける人がいないので、いかにも「留守」だということが周りに伝わってしまいます。また、夜間帰宅時に家の中で誰かが門灯を点けてくれないと真っ暗という状態は避けたいところなので、センサーで自動に点灯するようにしておきたいですね。

夜間帰宅時も長期外出時でも安心できるのでおすすめです。

46)廊下~階段の電気のスイッチを分けすぎた…

様々なシチュエーションを検討して2階ホールだけ点くように・階段だけ点くように、とあまり回路を分けすぎると逆に消し忘れの原因となります。階段の電気を消して1階に降りてきたら2階ホールの電気が点けっぱなし…いちいち2階に上がって消す、なんてとても面倒ですよね。玄関周りやリビング回りなども同じことが言えますので、ある程度スイッチはまとめましょう。

意外と分け使わないことが多いです。

 

【設備】

47)エアコンを後付けにしようとしたが位置を考えていなかった…。

エアコンを後から設置しようとして位置を検討しておかないと、ちょうどいい向きにつけることができないということが起きます。また、最近では1階のみならず寝室にも設置する方が増えました。エアコンは専用にコンセントがないと設置が難しいので2階のエアコン設置も考えておきましょう。

室外機の置き場所も正面に丸見えとなるよりも裏手側のほうが見栄えが良いので、室外機も含めて設置位置を決めたいですね。

【窓】

48)取り付けた窓から、隣家が丸見え…。

窓の位置はとても重要。隣家が丸見えということは、自分の家の中が隣人に丸見えなのと一緒です。各部屋での失敗ポイントでも挙がりましたが、窓をつけた先がどういった景色なのか、方角はどこを向いているのかなどは、必ずチェックしておいてください。

49)風の流れを意識せずに窓を作ってしまった。

家の中の換気をするためにもとても重要になる窓。風の通り道を意識した窓の設置をしておけば、窓さえ開けておけばすぐに家の中を換気できて便利です。

家全体の空気の入れ替えができるよう、窓の位置は計画して設計しましょう。

50)窓の位置が高すぎた…。

窓の位置が高ければ、開けるだけでも一苦労。結局ほとんど使うことなく「開かずの窓」状態になってしまうことも。

どうせ窓をつけるなら、実用性や目的を考えた上で設置するようにしてください。

 

まとめ

今回は実際に注文住宅を建てた人が思う失敗ポイント・後悔ポイント50選をご紹介しました。チェックすべきポイントは山ほどあり、大変だと感じてしまうかもしれません。また人それぞれのお家への優先順位が違いますし、土地が違えば条件はかわります。

一生に一度とも言える大きなお買い物、専門家に相談をしながら少しずつ進めていけば、たくさんアイデアももらえるので、きっと思い通りの家を建てられるはずです。

ご家族と相談したり、将来のことを考えながら、オンリーワンの理想の家づくりを楽しんでください!

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