注文住宅を建てる時にかかる諸経費③

こんにちは。アンティークな新築住宅ラフェルム札幌のブログをご覧いただきありがとうございます。今回は諸経費に関する記事③をお送りします。絶対に見落としたくない部分の一つかと思いますので、ぜひご参考にしてくださいね☆

③インテリアやエクステリアなどの付帯工事

式祭典費用

家を建てる時に、工事の安全を願う地鎮祭や上棟式を行うことがあります。実施するかどうかは施主様が決めます。やり方や規模により前後はありますが地鎮祭は3~4万円、上棟式は10万円~がかかります。

インテリア・電設工事関連

インテリア・電設工事関連で費用がかかるのは

  • 照明器具
  • 家具
  • カーテン
  • エアコンの設置

などです。これらの費用は、家のサイズやこだわりによっても変わってきます。例えば照明器具であれば、ラフェルムでいうとレセップを多くすると費用を抑えられます。輸入の照明器具などを購入する場合は予算が増大していきます。

多くの住宅の延床30坪程度の家の場合は、20万~30万円程度を想定しておくと良いでしょう。

 

リビングやダイニングの家具は前の住居から持ってくれば費用は抑えられますが、前の住まいとはサイズやデザイン、雰囲気も違うかもしれません。その場合は買い替えの費用が発生します。

カーテンも同様に新居に合わせて新調する場合は、15万~30万円程度の費用を見積もっておきましょう。

エアコンの設置は、1台あたり15~30万円程度が相場です。これはエアコンを新たに購入場合ですが、今のお住まいから外して持ち込む場合でも取り外し費と取り付け費、室外機の場所によっては副資材に費用が掛かりますので10万円前後はみておきましょう。

 

エクステリア・土地関連

駐車場や、外構、庭などを作るための費用です。依頼する施工業者によってかかる費用に幅はありますが、諸費用の中では高額になりやすい項目です。

参考までに各種費用の概算を紹介します。

項目 費用
コンクリートで車2台分の駐車スペース 50万円前後
玄関ドアの前を外壁でオシャレにアレンジ 50万円前後
シンボルツリーや植栽 20万円前後
ポストやライトアップなどの設備 5万円~
ウッドデッキを設置 30万円~

ガス引き込み・ガス設備

都市ガスを利用できる場合は前面道路から家までの距離に応じて、掘削・ガス管接続などの費用が発生します。15~25万円程度です。またLPガスを利用する場合は家の横にガスボンベまたはバルクタンクを設置する必要があります。

ガスボンベやバルクタンクの本体の費用は、大抵の場合供給するガス会社が無償でリースするというものになるので、それ本体の費用はかかりませんが、ボンベ庫が必要だったり、バルクタンクの場合は基礎のコンクリートが必要な場合もあり、5~10万円程度かかります。どのエネルギーを使うか確認の上、工事費用が見積もりに計上されているか確認しましょう。

 

 

地盤改良費

家を建てる前に地盤の強度を調べるために、地盤調査を行います。その結果、地盤が弱い場合は、地盤改良費が発生します。地盤の状況によって、改良方法が異なりますが、40万~100万円程度かかります。

上下水道負担金

水道を使用するためには、市に対して上下水道の「水道負担金」を必ず支払う必要があります。費用は自治体によっても異なりますが、7万円~20万円程度が相場です。(札幌市は61,600円)

 

その他

引っ越し費用

新居に引っ越すための費用です。引っ越し費用も

  • 依頼する業者
  • 引っ越す距離
  • 荷物の量
  • 引っ越し元と、引っ越し先の道路状況
  • 日程

などによって変わってきます。仮に3人家族(大人2名+子供1名)で同県内の引っ越しの場合、20万円前後かかります。複数の引っ越し業者に相見積もりを取って値段交渉をすれば、費用を抑えられることがあります。

インターネットや電話工事費用

インターネットや電話を外からひいてくるための費用です。家の中の電話やインターネット配線(LAN)をどうするかは建築費用に含まれています。諸経費としてあげているのは、下記の費用です。

  • プロバイダーに工事を依頼しインターネットを引き込む費用
  • NTTに電話回線を引いてもらう費用

解体費用

家と土地を親から譲り受けることによって、建て替えが発生する場合、今の家を壊すための解体費用がかかります。解体費用の相場は100~200万円ですが、条件によって費用は変動します。

  • 家の大きさ
  • 使用している材質(木造か鉄骨か)
  • 庭に植えている植栽や塀など

仮住まい費用

建て替える場合、解体してから新居に引っ越す間の仮住まいの費用も発生します。例えば

  • 解体に2週間
  • 新居の建設に4か月

この場合、引っ越しの準備期間や、工期が延びる可能性も考慮に入れ、6か月分+敷金・礼金などの初期費用を見越しておきましょう。また、仮住まいへの引っ越しと、仮住まいから新居への引っ越しと2回発生することも気をつけてください。

 

上下水道引き込み費用

家の前まで上下水道の本管が届いてない場合、これを延長する必要があります。距離にもよりますが、100万円前後かかることがあります。また、上下水道があったとしても水道管が古く交換が必要な場合があります。その場合は20~30万円がかかります。

下水道が引き込めない場合は浄化槽を設置することになります。

自治体の補助金制度があることが多いですが、補助金がない場合は100万円~程度がかかります。

 

諸経費の概算見積り

諸経費は建物の大きさや費用によって変動することが多いので、概算であれば何%くらを見ておけばよいかがわかります。一般的に言われているのは、付帯工事が20%、事務手続きなどの諸費用が10%、本体工事が70%です。

 

 

 

まとめ

注文住宅を建てるために諸費用としてかかる内容がご理解いただけましたでしょうか。建築プランで提示された見積りが総費用ではありません。見積金額のみで進めていくと、意外に諸費用がかかってしまい、予算オーバーになってしまったということもあります。

あらかじめ諸費用としてかかる金額を予想したうえで家づくりを進めていくと、予算から大きく外れしまうことを防げるでしょう。

理想のお家が予算内で収まるようにしっかり見積書について説明を受けましょう!

関連記事一覧