見落としがち?注文住宅を建てる時にかかる諸経費
こんにちは!アンティークな新築住宅・ラフェルム札幌のブログをいつもご覧いただきありがとうございます。
さて今回は、諸経費のお話しです。
建物・土地の以外にも費用がかかることを、なんとなくご存知かと思いますが、具体的に何にどのくらいかかるかはご想像つきますか?建物・土地だけの価格で予算を計算してしまうと、諸経費が意外にかかってしまい、予算オーバーということもあります。それだけは避けたいですよね。諸経費のことを、あらかじめ知っておくことで、資金計画通りに無理のない家づくりを進めていきましょう。しかしながらすべてを調べ上げるのは大変ですよね。
今回は家を建てる時、かかるであろう諸経費を概算金額とともにまとめていきます。
まず大まかに分類すると3つのカテゴリーになります。
- 住宅ローンや各種書類、事務手続き
- 登記費用や税金関連
- インテリアやエクステリアなどの付帯工事
①住宅ローンや各種書類、事務手続きにかかわる諸経費
住宅ローンに関する諸経費
住宅ローンを借りるためには、手数料を支払う必要があります。これは、借りる内容によって異なりますが
主にかかるものは
- 取扱事務手数料
- 保証料
- 団体信用生命保険料
- つなぎ融資費用
- 火災保険料
- 住民票、印鑑登録証明、所得証明などの書類取得費用
です。
取扱事務手数料
3万円前後から借入金額の1%~2%としているところがあります。4000万円の借入とすると40万円~80万円です。
保証料
金融機関により異なりますが、借入金額のおよそ1%~2%程度です。4000万円の借入とすると40万円~80万円となります。借り入れをする方の職業や年収状況により異なり、保証料を金利に含むとする金融機関もあります。
団体信用生命保険料
金利に含むとしている金融機関がほとんどですが、金利を抑えたうえでローンとは別に支払いが発生する場合があります。フラット35で一部そのような支払い方式をとっている金利プランがあります。借入金額の数%程度です。
つなぎ融資費用
建売住宅を購入する場合は、土地と建物を一度に購入するため、支払うタイミングは一度です。ですが、注文住宅の場合は、支払うタイミングが複数回に分かれるのが一般的です。
費用の支払いタイミングは
- 土地購入時
- 建築の申込時
- 中間金
- 完成時
と分かれますが、住宅ローンがおりるのは住宅の完成時です。そのため、その間の費用を支払うためにつなぎ融資を使用します。
つなぎ融資費用もつなぎ融資の金額・期間・金融機関が設定しているつなぎ金利によって変わります。
例)つなぎ融資金額1000万円を2.85%の金利で150日間つなぐ場合
1000万円×2.85%÷365×150=117,123円 ということになります。
火災保険・地震保険
住宅ローンを組むための要件として火災保険に加入することを必須としている金融機関がほとんどです。住宅金額を賄う保険金額で加入する必要があります。
- 近年被害が多く発生している、洪水や床上浸水などの水害や台風
- 携行品を破損した場合の保険
などのオプションを付加することができます。保険内容は、ご自身のお家や状況によってプランを検討しましょう。火災保険の費用は一般的に保険期間10年で一括支払いとなり、およそ20万~30万円です。
地震保険の加入は任意でありますが、火災保険とセットでしか加入できませんので、一緒に検討してみましょう。地震保険料は保険金額も期間も火災保険の半分となります。保険期間5年でおよそ10万円~15万円です。
各種書類
住宅ローン手続きや登記をする際に必ず必要になる書類があります。
住民票、印鑑登録証明、所得証明 です。数部必要となりますので各350円程度ですが、覚えておきましょう。
いかがでしたか?今回は住宅ローン手続きと各種書類、事務手続きにかかわる諸経費についてまとめてみました。
次回以降順次諸経費についてまとめていきますので、またラフェルム札幌ブログにご訪問くださいね♬