自然素材のお家に住むメリットデメリット


札幌でアンティークな新築住宅を建てるならラフェルム札幌。

ブログを読んでいただきありがとうございます。

家作りコーディネーターの進藤です。

ラフェルムは、自然素材を多く使っているお家です。

自然素材の家というのは、一般的には化学物質を含んでいる素材を使用しないで建てたお家のことを言います。

住宅に使われている自然素材は、主に無垢材や漆喰、珪藻土などが挙げられます。

人体への悪影響が少ない自然素材を使うことでシックハウス症候群やアレルギー反応を抑えることができるのが自然素材の特徴です。

気持ちの良い快適な暮らしを送るため、できるだけ自然素材を使ったお家に住みたいを言う方は少なくありません。

木の温かみを感じることができ、味わい深い不均等な内装仕上げを楽しむことができる素材ですが、しっかりと知識を持っていないと建てた後に後悔してしまうなんてことも・・・

自然素材を選ぶ前には、事前に考慮しておくべき点がたくさんあるのですが今回は特にご理解いただきたい観点3つに絞ってご紹介したと思います!

1.素材

自然素材の一番の特徴は、やはりその素材感。

さらさらとした肌触りで冬でも木の温かみを感じうことができるのが大きな特徴です。

既製品の合板フローリングに比べると、とても柔らかく冬でも裸足で歩きたいと思ってしまうほど。

しかし、柔らかい素材であるため傷つきやすいというのも特徴の一つです。

万が一、傷がついてしまった場合は、やすりで削っていただいたり濡れた布を置いておくと木が膨張し再生します。

ただ、無垢は水気に弱いので放置するとシミになることも・・・!

傷つきやすい反面、自分で修復することができるということが嬉しいポイントです!

2.調湿効果

無垢材や漆喰には、調湿効果があるため「呼吸する素材」とも言われています。夏は湿度を吸収し冬は水分を放出するため、室内を快適な湿度に保ってくれるのです。

ただ、その反面無垢材の場合はひび割れ、反りが出やすいことをご理解ください。

これは木材の性質上どうしても避けられないことなのです。

乾燥した室内に水分を放出すると、木材自体の水分量が少なくなりひび割れや隙間ができます。

逆に夏は、水分を吸収するので冬に空いてしまった隙間が縮まったり木材が膨張し反りが発生することも!

季節によって状態が変わる姿に愛着が湧き「大切に使おう」と思えます。

3.メンテナンス

自然素材のお家はお手入れをしっかりすることで既製品より美しい状態を保つことができます。

塗り壁の場合、もしも汚れやしみがついてしまったらやすりで少し削っていただくかホームセンターで売っている塗り壁材を買ってきて塗り足していただくと元通り♪

ちょっとしたDIYが楽しめます。一般的な住宅に多く使われているビニールクロスの場合は、拭き取りや貼り替えなどをしないと修復できないので塗り壁のメンテナンスは意外と自分でできてしまうのです。

また無垢材フローリングの場合は、半年か一年に一度ワックスがけをしていただくことで木材がしっとりと潤いひび割れや反りを軽減してくれます。

以上が自然素材を選ぶ上で事前にご理解いただきたいポイントです。

自然素材ならでは風合いを楽しむことができ、住めば住むほど愛着の湧く素材です。

お家作りの際には「住んだ後どんな生活を送りたいか」を想像しながらライフスタイルに合った素材を選ぶことが重要です。

ぜひご検討くださいませ!

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